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3.溶接
溶接も金属を溶かしている点では鋳造と変わりないのですが、鋳造は形を すべて型とするのに比べ、溶接では材料と材料を接合する部分だけ溶かして、 部材同士をくっつける方法です。つまり、部分的に溶かすのであって、 全部溶かす訳ではないのです。
溶かす方法は、電気火花を飛ばして高温度を発生させるものと、ガス (アセチレン−酸素)の燃焼によるものなどがあります。
鉄骨や鉄筋、自動車のボディなどの接合に使われる方法で、一言で言えば 「構造物を作る」ために材料同士を接合する方法ともいえるでしょう。
摩擦圧接は部材同士をくっつけるという点では同じですが、工作物を回転・接触させることで発生する摩擦熱のエネルギーを利用、工作物同士を押し付け圧力を与えることで、高品質で生産性の高い接合システムを実現します。
その結果、従来の溶接では不可能だった、異なった性質を持つ材質の接合が可能です。優れた強度・精度に加え、生産性もアップし、おまけに消費エネルギーが少ないので経済的で、そのうえ火花や炎が出にくいため作業環境も向上します。
これは、「曲げる」などの変形方法と、鍛造など「叩く」ことによる変形に 分けられます。どちらの変形も、金属の場合は結晶組織の変形を伴い、 「加工硬化」と呼ばれる、硬さや強さが上昇する現象が見られます。一度 曲げた針金は、同じ所を元に戻そうとしても、その曲がった部分が加工硬化 しているので、なかなか元どおりまっすぐにはならないものです。
鍛造はあまり一般には知られていないかも知れません。身近なところでは 、硬貨(大蔵省造幣局作成)もこの方法の一種で、スタンピングという方法 で作ります。
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